高校生の頃、好きだった男の子、
いまでも時より連絡を取り合ったりしている。
友達、というには、なんだか微妙な距離感なのだけれども、
それでもなんとなく交流を続けている。
そんな彼に、
高校時代からずっと誕生日には、
必ずおめでとうとメッセージを送っている。
年に一度、
彼の誕生日の日には、
他愛もないメッセージを交換するのが慣例になっている。
彼にとっては、少々迷惑かもしれない。
そう思いながらも、
もうそれが10年以上続いている。
わたしの誕生日は6月で、
かれの誕生日は9月。
私が、いまでも彼に誕生日のメッセージを送るのは、
ちょっとした意地みたいなところもあって、
彼と出会ってから幾度も私の誕生日はやって来たというのに、
彼から一度も、おめでとう、というメッセージをもらったことがないのだ。
いつも、自分の誕生日を過ぎて、
ああ、今年もなんもなかったな、
なんてほんの少しセンチメンタルな気分になったり。
なんだか、ちょっと意地悪な気持ちもあったりして、
9月にはさりげなくメッセージを送っている。
子供っぽいな、なんて思ったりもするけれども。
一度くらいは、
おめでとうって言ってもらいたい。
一度くらいは、
彼から連絡がほしい。
高校生の頃、大学生の頃みたいに、
久しぶりにどうでもいいメールのやり取りを、
だらだらとしたい。
お互い、そんなことをする余裕なんて、
私にも、ましてや彼にはないのだろうけど、
たまに、そんな気持ちが去来する。
今でも好きとか、
それはなんだかちょっと違う、
こういうのもある意味未練とでもいうのだろうか、
それならそれでもいいのだけれども、
好きといってしまった過去が、
私たちの関係性を決めてしまっていて、
私たちは、
どんくらい時が経ったら、
普通の友達になれるんだろうか。
それとも、
こんなに色々考えながらやり取りしているのは、
私の方だけなんだろうか。
異性の友達って、
成立するんだろうか。
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