2016年7月15日金曜日

性格が悪い、いや、歪んでる。 29+20days

自分以外の人たちは、
きっと私より性格がいいんじゃないかと、
思っている。

私の周りにいる人たちは、
いろんな種類があるけれども、
みんなそれぞれに性格がいい。

優しかったり、
正しかったり、
面白かったり、
誠実だったり、

みんなそれぞれに性格がいい。
私は、きっと八方美人なほうで、
みんなにいい顔をしたいから、
それなりに装ってはいるけれども、
本当の本当は、
あんまり性格が良くない。

被害妄想はしょっちゅうだし、
見下したり卑下したり、
ああ、人として、そういうのどうなんだろうね。
でも、そういうのは、一切顔に出さない。
損したくないから。

損得で、物を考えるあたりが、
性格が良くない。
でも、そういうことは言ったりしない。
やっぱり、
損したくないから。

私は、そういうことに関しては、
自分の外に漏らしたくないから、
漏らし出さないために笑ってみたりする。

そんなに演技が上手いほうでもないし、
ポーカーフェイスというほどでもないけど、
人の迷惑を顧みず、
泣いたり笑ったりしたのは、
かなり昔のことで、
それは、確か、
失恋をしたときに、
大泣きして、
近所の友達の家に深夜に押しかけて、
ドン引きされたのが最後だと思う。
そして、
今も昔もそういうことをする人間にはみられない。

私って人と会話するとき、
どれくらい自分のことを話しているだろうか。
本当は、事実や伝聞をなんとなく話してるに過ぎなくて、
心の奥底の本当のことは、
あんまり話したことがない気がする。

わざとではなくて、
昔からそういう子で、
子供の頃、
本当に欲しい物を言えなくて、
不本意な誕生日やクリスマスのプレゼントを幾度ももらった。
一番不本意だったのは、
小学校4年生くらいのときにもらった、
謎の図鑑セット。
私は、もっと可愛いものが欲しかった。

最終的に、
それは自由研究の宿題に役に立ったからいいのだけど、
もらったときの負の衝撃はでかかった。

親に遠慮する子供だった。
今思うと可愛くない。
素直におねだりすればよかったのに。
子供らしく駄々をこねればよかったのだ。

そう思ってから、
心の中におねだりリストを作って置いている。
聞かれたらすぐ答えられるように、
価格帯、相手別に想定している。
例えば、
付き合ったばかりの彼氏からもらう初めての誕生日プレゼントは、
ルクルーゼの18センチのライムグリーンの鍋、
といった感じに。

心底思う、最悪だ。
言葉にしてみて、なんかもう、本当に、
性格が悪いというか、ひねくれている。

私は、いつも思っている。
せめて、もっと素直な性格になれたなら、と。
素直に喜んだり、
素直に話ができたらいいのに、と。

大学生の時、
友達の誕生日をサプライズでお祝いしたことがあった。
主役の友達が、嬉しくて泣いているのをみて、
すごく羨ましかった。
ああいう風になりたいと、
それ以来ずっと思っているけど、
一向になれない。

私が泣くのは、
映画を見たときや、
一人カラオケで中島みゆきを歌うとき、
小説なんかを読んだときくらいだ。
あと、自分のお葬式を想像したときとか。

なんか、荒んでいる。

みんな、それぞれに性格がいい。
私の性格の良さは嘘っぱちで、
それが、今日はなんだか無性に虚しい。

他人を羨ましいと思う心を、

「人は人、私は私」

なんていう甘い言葉で済ませたくない。
羨ましいと思うのは、
まぎれもなく自分なんだって、
それを認めるくらいには、いい性格でいたい。




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